昔ながらの雰囲気や造りを現代に生かして寛ぎの住空間へ。 「古民家が大好き」というご夫婦がピンときた!職人技が光る居るだけで心安らぐ、懐かしい家が完成しました。関わる全ての人たちが技術や文化を含めて”古いもの”を大切にする気持ちが家づくりを後押ししました。新築なのに、ずっと昔からそこにあるような地域になじんだ家は、まさに帰りたくなる自慢の我が家です。 ちょっと立ち寄ってくれた方ももてなせる場所をとのご希望で玄関土間を広く確保。 4人掛けのテーブルと椅子を置いてもゆとりのある空間です。 男性用も備えたトイレ。木製カウンターには手洗いボウルと読み物が置けるスペースをとりました。究極のプライベートゾーンです。 趣のある和室はぐっと色合いを落として骨董が似合う空間に。リビングと続き間なので広々使うこともできますが、玄関から直接出入りできるので個室としても使えます。 ダイニングは藍染の畳を使ったベンチを設えました。コの字のカウンターをとセットで使える優れものです。 壁の漆喰は左官さんの技。漏れでる灯りと漆喰の凹凸がより一層空間に趣を持たせてくれています。 リビングには薪ストーブを置きました。吹き抜けまで続く煙突からは暖気が漏れ、二階もほんのり暖かくなります。 音楽が好きな娘さんのお部屋に上がる階段には、大工さんが音符を掘り込み、踏板を優しく照らしてくれています。 窓から見える風景になじんだお家に仕上がりました。