風格ある大きな梁を活かした思い出がつながる家 今回、南九州市という薩摩富士と言われる開聞岳の近くにある古い民家をリノベーションし、新しく若い世代の家族が暮らす家が完成しました。若い世代へオモイをつなげた建物は、開放感のある明るさ満点のお住まいになりました。 BEFORE ご実家横に祖父母宅として使っていた離れ。 BEFORE 畳間で田の字づくりでつながった居室。子供室や寝室も併用していました。 BEFORE 居間 BEFORE 玄関ホールもきれいな状態でしたが、板張りの壁が少し暗さを感じさせます。 BEFORE キッチンは対面式にリフォームしてましたが、狭さと暗さを感じる空間でした。 BEFORE もともとの建物の梁。どうどうとした風格を醸しており、この梁を活かす提案を考えました。 AFTER 白い外壁にグレーの陶器瓦を葺き直した建物。とても美しく、重なった屋根形状は、お城のような雰囲気を感じます。 AFTER 裏側には広いウッドデッキとベンチを設え、子供たちがリビングと外を行き来できる楽しい場所になりました 。 AFTER 風格ある古くて大きな梁を見せるように天井をつくったLDK。立派な構造として建物を守ってきてくれました。 AFTER 大きな窓に隣接させたキッチンはぐるっと一周回れて、家事が少し楽になるような動線を提案しました。 AFTER 子供たちが一緒に過ごせる子供室。三人並んで宿題もできる場所です。 AFTER 寝室は一面だけクロスで色を変えてみました。 AFTER 漆喰壁の玄関。白い壁で明るく仕上がり、古い材料ともマッチしています。