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読むちから。

正匠の設計プランの真ん中にあるもの。
それは二つの「読むちから」だと思っています。

一つ目は、「土地を読む」ちから。
どんな家でも、建てるのは世界にたった一つの場所。
その土地から受ける恩恵を、めいっぱい受けられる家をつくりたい。
だから隣家の様子、景観、太陽の道、風の道を読む。
そして、その土地にふさわしい家、映える家とは? を考え抜きます。
読むちから。
二つ目は、「思いを読む」ちから。
こんな家が欲しい、あんな暮らしがしたい。
プランニングの前には、お客様の思いをめいっぱい出してもらいます。
でも、予算には限りがある。
その思いの中で、何を最優先すれば、
その方にとっての理想の家に近づくのか。
それをきちんと読み取れるかどうかが、僕たちの腕の見せどころ。
そして読み取った思いを、きちんと表現していく。
だからこそ感動も、愛着も大きい家になるのだと思います。

世界にたった一つの土地に、その家族だけの思い。
その二つがかけ合わさって、オンリーワンを極めた家ができるのです。