奥様のアイディアとご主人プランニングで、 快適子育てライフを目指して。
施主様によるプランニング・設計
駐車スペースを覆う大きな庇（ひさし）が印象的なシンプルでモダンなK様の家。なんと、この家は、ご夫婦がプランニングされたもの。子育て奮闘中の奥様の希望とアイディアをもとに、建築関係のお仕事をされているご主人が設計。作られた設計図を『こんな家を建てたいのですが…』と持参されたのが最初の出会いでした。
子どもを育てる環境がつくれる家に
家づくりのテーマでもあった「子育てと子どもの自立」。様々な箇所に、その工夫が凝らされています。この庇も、そのひとつ。奥様にとって大切な役割を果たしてくれるもの。雨が降るときも気軽に車の乗り降りができ、暑い日差しも遮ってくれる。
「ひとりだと子ども3人との外出は、車に乗せる段階から体力気力ともに必要なのです…」。
日常に寄り添う工夫が、快適さや便利さに繋がっているということを暮らす毎に実感していると話してくださいました。
「ひとりだと子ども3人との外出は、車に乗せる段階から体力気力ともに必要なのです…」。
日常に寄り添う工夫が、快適さや便利さに繋がっているということを暮らす毎に実感していると話してくださいました。
家づくりの好機とは
以前は、賃貸住宅にお住まいだったK様。
「３人目の出産を控えた時、困りごとが一つ一つ解消されるなら、持家のメリットは大きい…。ならば、育児休暇中の今がまさにチャンス！」と、家づくりがスタートしたそうです。
「３人目の出産を控えた時、困りごとが一つ一つ解消されるなら、持家のメリットは大きい…。ならば、育児休暇中の今がまさにチャンス！」と、家づくりがスタートしたそうです。
子どもたちはいずれ、家を出ていくものとして考え、コンパクトな平屋を希望。そこで、ご家族のライフステージを見据えた斬新な発想の2階建てに。この2階はお子様の成長に合わせた対応の他、自立したあとの活用も考えられたものです。
奥さまの、育児休暇後の職場復帰に向けて子どもたちを支えるのが、ご主人お手製の家具。「子どもたちの目線でいろんなことができるように」とご夫婦が考える仕掛けやルールがつくられていました。
奥さまの、育児休暇後の職場復帰に向けて子どもたちを支えるのが、ご主人お手製の家具。「子どもたちの目線でいろんなことができるように」とご夫婦が考える仕掛けやルールがつくられていました。
蒲生の木の家
家づくりが始まりかけたころ、ご実家の山の木を使うことができることを知り、急遽ご主人の実家所有の蒲生の山林から切り出された幹回りの大きなスギの木を使用することに。乾燥製材されて、柱材のほか、階段、ウッドデッキ、フェンスとしても使用されました。
何十年とかけて大きくなったスギの木は、大きな柱となり、ここでご家族を見守っているかのようです。
何十年とかけて大きくなったスギの木は、大きな柱となり、ここでご家族を見守っているかのようです。
自然素材と無垢の木の香りに包まれて、健やかにのびやかに成長するお子様たちの姿が目にみえるようです。